Maydo Journal #017

未完成で、不完璧なほど、人は挑戦的でいられる。
最近、改めてそう感じている。

きっかけは、アダム・グラントの『HIDDEN POTENTIAL』を読んだことだった。
能力や才能よりも、「伸び続ける人の条件」に焦点を当てた一冊だ。

読み進めるうちに、ある問いが何度も頭に浮かんだ。

完璧主義とは、一体なんなのだろうか。
そして、自分はなぜ、今も好奇心を失わず、挑戦し続けられているのだろうか。

みなさん、こんにちは。ブランディングカンパニーMaydoの森下です。僕の記事を初めて見ていただいた方は、ぜひ自己紹介ページもご覧になってください!

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目次

  1. ■ 完璧主義は、向上心ではなく「恐れ」から生まれることがある
  2. ■ 成長している人ほど「未完成」でいる時間が長い
  3. ■ なぜ僕は、今も挑戦できているのか
  4. ■ 好奇心は、「余白」からしか生まれない
  5. ■ 完璧であろうとするより、挑戦的でありたい
  6. ■ 未完成なまま、今日も動いてみる

■ 完璧主義は、向上心ではなく「恐れ」から生まれることがある

一般的に、完璧主義は美徳のように語られる。
妥協しない。クオリティを追求する。最後までやり切る。

もちろん、それ自体は悪いことではない。

でも、『HIDDEN POTENTIAL』を読みながら気づいたのは、
完璧主義の正体が、必ずしも「向上心」だけではないということだ。

失敗したくない。
評価を落としたくない。
無能だと思われたくない。

こうした恐れが、
「完璧であろうとする姿勢」に姿を変えている場合がある。

その結果、どうなるか。

・動き出しが遅くなる
・準備に時間をかけすぎる
・挑戦のハードルが上がる
・失敗しそうなことは避ける

気づけば、挑戦そのものを遠ざけてしまう。


■ 成長している人ほど「未完成」でいる時間が長い

本の中で印象的だったのは、
成果を出している人ほど「最初からうまくやろうとしない」という点だ。

彼らは、

・未熟なまま始める
・恥をかきながら修正する
・失敗を前提に動く
・途中で学び、更新し続ける

完成度よりも、更新頻度を重視している。

つまり、
成長している人は、
「完成していない自分」を許容できる人でもある。

未完成であることを、
欠陥ではなく、余白として扱っている。

この感覚は、今の自分の働き方とも重なった。


■ なぜ僕は、今も挑戦できているのか

豊岡に来て約6年。
仕事の環境も、人との距離も、大きく変わった。

地方では、誤魔化しがきかない。
同時に、完璧である必要もない。

むしろ、
「やりながら考える」
「未完成でも一歩踏み出す」
「小さく試して、修正する」
そんな姿勢の方が、信頼される。

この環境が、
自分の中の完璧主義を、少しずつ手放させてくれた。
そもそも完璧主義でもないとは思っているが、、、

完璧に準備してから動くより、
未完成でも、誠意をもって動く。

すると、不思議なことに、
好奇心が戻ってくる。

「うまくやれるか」よりも、
「どう転ぶかを見てみたい」
という感覚が勝ってくる。


■ 好奇心は、「余白」からしか生まれない

完璧を目指していると、余白がなくなる。

正解を探し、
失敗を避け、
評価を気にし続ける。

そこには、遊びも、寄り道も、試行錯誤も入り込む余地がない。

でも、未完成でいることを許すと、
思考に余白が生まれる。

・別のやり方を試してみる
・違う人と組んでみる
・まだ言語化できていない感覚を大事にする

この余白こそが、好奇心の居場所だ。

『HIDDEN POTENTIAL』が伝えていたのは、
才能よりも、未完成でいられる勇気の方が重要だということだったように思う。


■ 完璧であろうとするより、挑戦的でありたい

完璧主義を完全に捨てる必要はない。
クオリティへのこだわりも、責任感も、大切だ。

でもそれ以上に、
挑戦し続けられる状態でいることの方が、
長い目で見れば、価値がある。

未完成で、不完璧で、まだ途中。
だからこそ、次の一歩がある。

今の自分が、
まだ整いきっていないことを、
どこかで少し肯定できているから、
好奇心が消えずにいるのかもしれない。


■ 未完成なまま、今日も動いてみる

完璧に準備が整う日は、たぶん来ない。
だから、未完成なままでも、動く。

挑戦とは、
自信があるからするものではなく、
余白があるから続けられるものなのだと思う。

あなたは今、
完璧であろうとしていますか。
それとも、未完成のまま、挑戦し続けていますか。

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